ISO便り 第4号

コロナと共に生きる

コロナ後を見据えた業務展開

(社長)

コロナ禍が世の中が騒がせ、当地神栖も一時期感染者が増えたことからヒヤッとともしました。そして現場でも立ち入り制限が入るなど、不安を感じる状況でもありました。しかし、おかげさまで当社は受注・引き渡しが順調に進むなど、大きな影響もなく安堵しています。これも偏に社員の皆さんの頑張りがあればこそで、ご苦労をおかけしますが、安全対策には十分に注意して、健康には配慮してください。皆さんの健康が何よりも大切です。
このコロナは様々なことを我々に問うています。移動制限のおかげで空気がきれいになったり、夜間営業が自粛され、昔の暗闇に戻ったりとか、環境上は意外な効果も確認されています。私たちの忘れていた何かを呼び起こしてくれた感も否めません。
このコロナから我々は何を学ぶ必要があるのでしょう。
皆さん一人ひとり感じることは違うことでしょう。しかし、だれもがこれからの世の中が少しずつ変化するような予感めいたものを持っているのではないでしょうか。
第一次世界大戦を終わらせたというスペイン風邪のように、第2波・第3波も予想される中で、新たな生活様式を提案されています。仕事の在り方も変わってくるのかもしれません。
人や環境を大切にする会社が生き残り、強者と弱者の差がますますと大きくなる可能性もあります。そんな状況にあっても、当社は勝ち組になるべく努力を続ける所存です。
現在取り組んでいるISO45001、すなわち安全衛生マネジメントを取り入れた統合したマネジメントで、より会社を強くしていくつもりです。
当社は労働安全衛生で模範的企業を目指し、皆さんと幸せな会社にします。
安全衛生の肝はシンプルです。決まっていることを愚直にやり続けることです。

●ヒヤリハット計測の継続を

ヒヤリハットについては、皆さんの日報によく記載されるようになり、現場での出来事がよりリアルにわかるようになりました。会社全体としてデータ収集も進み、今後分析をして、継続的改善の材料にさせていただきます。
したがって、今後もヒヤリハットの計測は、気持ちを抜かずに継続をお願いします。
ヒヤリハットも300回あると重大事故につながるので、ヒヤリハットそのものの再発防止が大切です。それをKYに活かし、無事故企業体質を築きます。

●「郡司工業ブランド」確立を

「郡司工業ブランド」の確立を目指し努力してきました。おかげさまで多忙ながらも順調に進んでいます。さらに、皆で力を合わせて、大きく羽ばたきましょう!

●5Sチェックとパトロール

安全徹底と5S徹底のチェックのため、中断していた、現場パトロール&チェックを実施します。

●情報共有のさらなる進化

総務では「情報共有の強化」をテーマとして業務改善を進めてきました。継続してデータの効果的分類や保存を進め、現場の皆さんの支援を効果的に実施します。

●環境にも良い会社を目指して

コロナがあった中ですが、私たちはかけがいのない地球環境を子孫に引き継ぐために、環境に配慮した事業活動も目指します

【浩】

労働安全衛生の推進に伴い法令のまとめや各種教材が整備できました。一気に理解するのは無理でも、少しずつ理解を進め、自分のものしていきましょう。

【直】

●段取り上手で仕事名人に

段取りは全てを決します。段取りのポイントは3日後までを着実に予測することです。段取り名人がプロです。出せば出すほどに、出る力を信じて、仲間を信じて日々を大切にしよう。

【一】