ISO便り 第5号

思いやりをかたちに

全て思いやりに始まり終わる

(社長)

全ては思いやりから始まり、思いやりに終わります。思いやりとは、相手の身になって考え、相手の立場をわきまえ、相手が心地よい関係を維持していくことにあります。相手がこうしたら喜ぶだろうな、嫌だろうな、そんな相手からの視点を絶えず持ち続けることが重要です。

二宮尊徳翁の有名な言葉があります。「人生は風呂水と一緒よ。相手に相手にと温かいお湯を与えてあげれば自分に返ってくるし、自分に自分にとお湯をかき混ぜると逃げていってしまう。」まさに人生のエッセンスを物語っているような気がします。

相手にしてあげることが、いずれ自分に返ってくるわけです。良いことも、悪いことも。

私たちは仕事を通じて集まっている以上は、仕事を通じた場面で思いやりを発揮する必要があります。

一人ひとりが主役・全員が主役

認証を受けてからが、本当のスタートになります。これからは、みんなの力の結集が重要です。我々がワンチームとして、より良い会社、より強い会社になっていくために、一人一人が役割を認識して、一人ひとりが主役であり、全員が主役であることを強く自覚して更なる努力を期待します。

良い会社・強い会社として成長していくために、意識していきたい5点が次の通りです。

●当社の重点推進5点

1.法令違反を起こさない
2.顧客満足にこだわる
3.コストダウンを実現する
4.ヒューマンエラー(注意不足によるエラー)を起こさない
5.一人一人が力量アップを実現し、本物のプロフェッショナルになる

この5点を実現するために、ISOで形にしたルールをよく理解し、日常でこだわっていただけるようお願いしいます。そして一人一人が成長してくれることを願います。

●郡司工業ブランド」確立を

郡司工業ブランド」の確立を目指し努力を継続してきました。おかげさまでコロナ禍ながらも順調に進んでいます。さらに、皆で力を合わせて、大きく羽ばたきましょう!

●残念だった安全大会中止

安全衛生への取り組みを皆さんにも内容をより理解してもらうため、講習やグループ討議の安全大会を計画していました。

しかし残念ながら、コロナ禍の悪影響を鑑み、会社運営や従業員皆さんの日常に悪影響があってはいけないと中止したものです。

今回の全社安全大会は準備を粛々と進めてきたこともあり、中止はとても残念なことでもありました。

●アンケートからの対処策

その後アンケートを実施し、その分析と対処策を検討しました。

内容については別資料を見ていただきますが、継続的な改善に向けて愚直に進めたいと考えています。一気に理解するのは無理でも、少しずつ理解を進め、自分のものにしていきましょう。

●段取り上手で仕事名人に

段取りは全てを決します。段取りのポイントは3日後までを着実に予測することです。段取り名人がプロです。出せば出すほどに、出る力を信じて、仲間を信じて日々を大切にしよう。

【一】