ISO便り 第6号

さあ本当のスタート

ISO理解する会の振り返り

(社長)

令和3年2月3日(水)、全社員プラス協力会社を含めた全体の「ISOを理解する会」が実施できました。仕事を止めて丸一日の研修会を実施することは、正直なところ勇気がいりましたが、皆の感想を見ると、開催して良かったと感じています。

今後も定期的に開催したいと考えていますが、まずは今回の振り返りをします。

次の3点に集約できるのではないかと感じました。

  1. 理解を進めるため教育の場の設定
  2. 会社全体の動き、各現場の動きをつかむための共有の場の定期的開催
  3. 記録についての意識を高め、より確実な仕事の実践

皆さんにアンケートの分析結果を事前にお伝えしましたが、生の声もその通りでした。

全て思いやりに始まり終わる

全ては思いやりから始まり、思いやりに終わります。このことを一番に共有したかったわけですが、いかがでしょうか?相手がこうしたら喜ぶだろうな、嫌だろうな、そんな相手からの視点を絶えず持ち続けることが重要です。

その思いやりを具体的にするために、当社ではISOに取り組んできたわけです。

決してISOマークが欲しかったわけではなく、思いやりを具体的にして、従業員の皆さんに誇りを持ってほしいために取り組んだわけです。

一人ひとりが主役・全員が主役

今回の「理解する会」で気持ちを新たにしたところからが、本当のスタートです。これからは、みんなの力の結集が重要です。一人一人が役割を認識して、一人ひとりが主役であり、全員が主役であることを強く自覚して更なる努力を期待します。

●当社の重点推進5点

  1. 顧客満足にこだわる
  2. コストダウンを実現する
  3. 法令違反を起こさない
  4. ヒューマンエラー(注意不足によるエラー)を起こさない
  5. 一人一人が力量アップを実現し、本物のプロフェッショナルになる

この5点を実現するため、ISOで形にしたルールをよく理解し、日常でこだわっていただけるようお願いしいます。そして一人一人が本物のプロになれるよう心一つに進みましょう。

●郡司工業ブランド」確立を

郡司工業ブランド」の確立を目指し努力を継続してきました。おかげさまでコロナ禍ながらも順調に進んでいます。決算終了間際ですが、安全に注意し、さらに、皆で力を合わせて、大きく羽ばたきましょう!

●努力の果てに幸せが

できなかった、やらなかった、どちらだろう。やっているつもりで、他人よりやっていないかも知れません。他の人より頑張りもせず人並みの成果を望んでいるのかも知れません。そんな自分に勝ってみようじゃないですか。

正しい努力は決して自分を裏切らないし、自らを幸せに導いてくれるはずです。

●事後感想からの気付き

ISO理解する会の後に感想を記入していただきました。その内容を確認しながら、目頭が熱くなる感覚がありました。

内容については別資料を見ていただきますが、継続的な改善に向けて愚直に進めたいと考えています。一気に理解するのは無理でも、少しずつ理解を進め、自分のものにしていきましょう。

●段取り上手で仕事名人に

段取りは全てを決します。段取りのポイントは3日後までを着実に予測することです。段取り名人がプロです。出せば出すほどに、出る力を信じて、仲間を信じて日々を大切にしよう。

【一】